40代無職・発達障害のおじさんのただの戯言

Facebookでは長文になりやすいことをタラタラ述べていきます

ちょっとした経歴を 社会人編2

こんにちは。あっきぃです。

 

前回障害者支援施設に就職するよってところまで書きましたね。

では早速。短大を卒業後、実習先でもあった知的障害者入所施設に就職しました。知的障害を知らない人は、怖いという印象を持つ方も多いと思います。突然暴れ出したり、大声をあげ出したりする方もいますからね。でもそれは健常者が千差万別なように、障がい者の方(以下利用者さん)も千差万別。障がいの重さも全然違いますし、知的障害だけの人もいれば、精神障害も併発してる人もいます。正直色々な人がいて楽しかったですね。障がいが軽い人なんかは話をしてると健常者と話をしているみたい。障がいが重く、発語しないで発声だけする人も、意思がきちんとあり、それを伝えようとしています。伝わらなくてもどかしい思いをしてることもあります。何もできないと思われがちですが、そんな事もありません。軽度障がいの人はグループホームで半分自活のように生活しています。もちろん支援は必要ですが、金銭管理や服薬管理、食事の準備などが中心です。自分の勤務していた法人のグループホームでは洗濯は自分でして干して、洋服を収納してましたからね。重度の障がい、特に強度行動障害と呼ばれる人たちは施設に入っています。施設内でも障がいの重い軽いはあるので、ある程度自分で出来る人、何もかもに介助が必要な人、暴力行為に走る人、自称行為をする人、破壊行動をする人様々いました。そして衝動を鎮静化するために、半数以上の人が毎食後安定剤を飲んでましいた。精神が昂らなければ、利用者さんたちは良くも悪くも幼いです。ごめんなさい正直うまい言葉が見つかりません。純粋といえば純粋、正直といえば色々な意味で正直。実習中に恐怖はなくなり、働いている時は楽しかったです。しかし利用者さんは強い鎮静剤を飲んでいる方も多く、側から見ればやる気のないダラーっとした姿に見える事もあります。実際やる気のない方もいないわけじゃないんですが、薬のせいもあったりします。自分も発達障害とわかり向精神薬を飲む立場になったからこそわかるのですが、強い鎮静剤なんか飲んでたら動きたくても動けません。でも施設の人間としては動いてほしい。そういう計画を立てている状態ですからどうにかしたい。自分はそこで発達障害の特性から、しなければならないと思い込んでしまい、活動になんとか参加させようと視野が狭くなってましたね。利用者さんたちは仕事じゃないんだから好きにしてればいいのにとどうしてそのとき思えなかったのか。正直なところルーティーンで動いていたので重度の障害を持つ利用者さんでも活動できてた面もありますしね。

 

自分は2年目から軽度障がいの方がメインの食品製作班(具体的な食品名を言うとどこの施設かわかってしまう可能性があるので内緒でw)に移動し丸2年その班で支援してました。もちろん軽度障がいと言っても差はあります。一番出来る人は自分と同じ位、場合によってはその方の方が詳しいなんて事もありました。そこにも障害者支援の面白さを感じました。もちろん火を使ったり、高熱になったり、包丁を使ったりすることは一切させませんでした。でも出来ることはたくさんあって、時には日頃やっている仕事をメンバーチェンジしてできることを増やす努力をしたり、自分たちで作ったものを自分たちで売りに行ったりと色々なことを、その班の利用者さんとはしてきました。売りに行くのはその班にだけ許された、施設外への外出でもあったので楽しみにしていたようですがw

 

また自分のいた法人では正規職員の生活支援員1人に対し2〜4名の利用者を担当して個別支援計画を作って支援していました。また作業班の人間に対しても作業部分は担当者ではなく、その作業班の人間が作成することになっていました。こうなって欲しい、これができるようになて欲しいなど色々な考えを持って計画するのですが、日々の雑務に追われ、計画通りの支援には至らず、日々のルーティーンをこなすのに精一杯になってしまうことがほとんどです。自分の担当者でこれはできたと言う支援は3年間ずっと担当してきた方の1件だけでした… またグループホームから通ってくる方の支援計画も立てる必要があり、それは1から全部でした。自分から言ったことなので後悔はしてませんが、グループリーダーが別の統括リーダーを兼ねていたため、同法人で2個の施設に勤務しましたが、支援計画・中間報告・最終報告全部作成するのは楽しかったですが、きつかったですね。

この支援計画に関わってくるのですが、ちょっとしたミスが続いたことがありました。また時間を気にせず、長時間作成をしてしまうことがありました。他の生活支援員は夜勤時などに済ませてさらっと帰宅しているのです。でも自分は夜勤時に多少やることはありましたが、集中して取り組むことができませんでした。1か100か。これも発達障害の特性ですね。この頃から自分は発達障害じゃないかと疑いだし、精神科を探し、発達障害対応とホームページに記載した病院へ受診し、発達障害が判明しました。精神科に抵抗がなかったのは生活支援員の仕事で精神科医とか変わることが多かった事、利用者さんの向精神薬に慣れてたことがあげられます。ちなみに今その病院は発達支援対応と書いてませんw

 

病院に受診して、ストラテラを処方されました。正直効果は薄かったかなと思ってます。でもコンサータの話が一度も出てこなかったので、処方する権限を持ってなかったのではないかと推測しています。そこでカウンセリングも受けましたが、効果が見出せませんでした。

 

転勤して同法人別施設に異動になり、8ヶ月ほどでトラブルを起こし、退職しました。

 

今回は2000字越えちゃいましたね。いつもながくてごめんなさい。

次は転職して院内保育所の保育士になった話から始めます。

ありがとうございました。